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いろんな人が…(2)

昨日(前回)書きました
    「教室にはいろんな人が…」の続きです。

私が教室のことを書きますと、
  「先生、わたしのことを書いたでしょう」
     と言う生徒が必ず出て来るのですが、
過去にあった例を含めて書いているので、
  特定の人を書いている訳ではありません。              

私の教室は個人レッスンですので、
必ず最初に「何が出来るようになりたいの?」
と聞いて、各自が学びたいことを目標にします。

最近は、こんなコースもあります。

♪「ヒロコ・ファン秘密の寺子屋」コース
      またの名を
 「国府弘子・非公認ジャズ・ピアノ教室」
 (ヒロコ先生には内緒だぞ!密告するな)

ヒロコ先生の大ファンが
「みんなでスイング!」(NHK番組テーマ曲)を
     弾きたい、と言うので教えています。

将来は、ヒロコ先生のようになりたい
        と言うので、
    以下の「適切なアドバイス」をしています。

♪ヒロコ先生になるために!(その1)
 「女性であっても、
  自分を<オレ>とか<オイラ>と呼ぶべし」

ヒロコ先生は自分のことを、そのように書きます。

♪ヒロコ先生になるために!(その2)
 「酒を飲むべし」

ヒロコ先生は、お酒が好きみたいだ。

テル先生は、一滴もダメ。
ケーキと、お紅茶。または、まんじゅうと、お番茶。
最近は、アンパン(こしあん)と、コーヒー牛乳!

何だか「カッコ悪いなあ」。

さて、最後が1番の重要条件。

♪ヒロコ先生になるために!(その3)
 「ビートルズ200曲を耳コピし、弾くべし」

ヒロコ先生は、中学生の時に、
 毎日2~3時間、ビートルズのコピーをしていた。
  当時200曲近くコピーして、今でも弾けるそうだ。

プロになる人は、やっぱ「底力」が違うんだよね。

♪今日の教訓
 「プロ(ヒロコ先生)の表面だけ真似してもダメなのさ」

でも、そう言っちゃったら夢も希望もなくなるから、
     一生懸命に勉強と練習をしようじゃないか!
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美しいコードとは…?

今回は、両手で弾くジャズコードの押さえ方。

とてもきれいな押さえ方なので、
             ぜひマスターしましょう。

「国府弘子の今日からあなたもジャズピアニスト」
NHK趣味悠々テキスト(CD付き)税込1,260円
    (放送は、すでに終了しています)

テキストの107ページを開いて、
        1番上の<譜例3>を見て下さい。

まず、この<譜例3>の問題点を指摘します。

「Dm7」の上から3声目の「ミ」音が、
次の「G7」の「♭ミ」に行っているという説明。

しかし、「G7」上から3声目は「シ」の音で、
「♭ミ」は上から2声目です。

この矢印(説明)は、ちょっと強引?

では、どうすれば説明のとおりになるでしょうか?

修正案は、2つあります。

1つ目は、「G7」を変える。
2つ目は、両側のコードを変える。

早速やってみましょう。

<修正案 1>
「G7」左手の「ファ」をオクターブ上に移動させる。
    これで上から3声目が「♭ミ」になりました。

<修正案 2>
「Dm7」の上から2声目「ファ」をオクターブ下に移動。

         同じように、

「CM7」の上から2声目「ミ」をオクターブ下に移動。

          ☆

以上で、2つの修正案が完成しました。

<修正案 1>では上から3声目、
  <修正案 2>では上から2声目が、
     矢印のように横に流れていますよね。

この2つの修正案は、とてもいい押さえ方です。
      (各声部の横の流れを見て下さい)。

ジャズ学習者は「縦の積み重ね」にしか意識がいかず、
        「横の流れ」を考えない傾向にあります。

和声学を学ぶと「横の流れ」を意識するようになります。

2つ修正した例は、縦と横どちらも大変きれいですので、
      12キーに移調して書き出し、練習しましょう。

その時に、時間を掛けて「縦の構成音」と、
    「各声部の横の流れ」を意識して練習して下さい。

コード付け修得法は?

メロディーにコード進行を
自由に(いくつも)付けれるようになるには、
ジャズ理論の勉強をしなくてはいけません。

「何となくなら付けれる人」もいるでしょうが、
細かい部分で、いい加減だったり、
不自然な進行を付けたりしてしまいます。

それに、ジャズの複雑なコード(積み重ね)や、
細かいコード進行を自在に使いこなすのは、
相当勉強しないと出来ません。

ジャズピアノが弾ける人でも、
これが出来る人は少数だと思います。

プロでも全員が出来る訳ではありません。

アレンジの勉強が必要になります。

私は高校生の頃、クラシックの和声学を
作曲家の先生に教わっていました。

自分では完璧に仕上げたつもりの課題でも
先生に見せると必ず禁則を指摘されるのです。

もし自己流でやっていたら、いまだに、
まったく気が付かないままだったでしょうね。

「結構、自分は出来ているぞ」なんて
    大変な勘違いをしていたと思います。

私がコード付けを指導した生徒達も、
         最初は勘違いの連続です。

いろいろな箇所を指摘されて
    段々と出来るようになっていきます。

かっての私のように、出来たつもりになって
  生徒は課題を持って来るのですが、
自分では気付かない間違いが必ずあります。

あるいは、理論的には合っているのに、
      おかしい、何か変?なぜなのか?

このへんの微妙な問題は、
  まだ勉強中の人では気付かないのです。

そんな生徒達も数をこなしていくと、
         出来るようになっていきます。

私の経験、教わる立場、教える立場、
       両方から言えるアドバイスは…。

簡単な曲にコードを付ける課題から始めて、
   すべてを指導者に添削してもらうこと。

これが1番の近道で確実な方法だと思います。

「いつか王子様が」(2)

「いつか王子様が」補足を、
   5月3日に書きましたが、
        今回は第2回目です。

「今日からあなたもジャズピアニスト」
NHK趣味悠々 テキスト ¥1、260

テキストの58ページを見て下さい。

この曲の形式は
[A] 8小節
[B] 8小節
[A] 8小節
[C] 8小節

合計32小節です。

テキストでは16小節単位になっていますが、
上の形式に直して下さい。

58ページ下から2段目、最初の小節を[B]に、
59ページ最初[B]を[A]、2段目4小節目を[C]。

以下の解説は、直した形式で説明します。

[B]の1小節目と5小節目は普通「Dm7」ですが、
   テキストの押さえ方を正確に書くと、
    「B♭(Bass D)」になります。

両手共「♭シ」の音を弾いていますよね。

もし正確に「Dm7」にするなら、
左手2拍目の「♭シ」を全音上の「ド」に、
右手「♭シ」を半音下の「ラ」に変えます。

この小節は「Dm7」、または「B♭(Bass D)」、
どちらでもよくて、後はあなたの好みの問題です。

           ☆

[B]の6小節目(テキスト58ページ下段2小節目)
  「C♯dim」のメロディー「ド、♭シ、ラ、ソ」は、
原曲にはありません。(原曲を調べて下さいね)。

テキストに書いてあるメロディーは
    ビル・エヴァンスを参考にしたもので
         この後は以下のようになります。

「Cm7」(ファ、♭ミ、レ、ド)

「F7」(シ、ラ、♭ラ、♭ソ)

「シ」は「ナチュラル」です。

これを弾く場合は、
テキスト「F7」右手に書いてある音は弾きません。

「C♯dim」から同じリズムで
      3小節を続けて弾いてみて下さい。

これで、エヴァンスの雰囲気になりますよ。

ただし、エヴァンスを正確に再現するには、
3拍子の中に4分音符を4つ均等に入れます。
(難しいのでテキストのようにした方が簡単)

それから、エヴァンスは3小節すべて、
         3度音程で弾いています。

エヴァンスのCDを聴いて研究してみて下さい。

理論が必要な理由は?

私がよく言いますよね。

「原曲のメロディーを覚えなさい」
     または「~調べなさい」と…。

なぜなら、原曲を知らなければ、
アレンジ譜が「どこを変えているのか」
        わからないからです。

原曲をしっかり覚えた後は、
好きなように変えて弾いていいのです。

          ☆

コード進行も、原曲を参考にしますが、
そのとおりには弾きません。

コードが単純だったり、逆に余計なコードが
     沢山書いてあったりしますので
     ジャズ理論に基づいて修正します。

「アドリブがしやすいコード進行に変える」
      と言ってもいいかもしれません。

最近「サマータイム」のコード進行を
         いくつか書き出しましたね。

あの時「原曲のコードです」と示した進行は、
       本当の原曲とは違うものでした。

わかりやすく別の例で言うと、童謡を弾く時に
「原曲のコード進行では弾かない」ということ。

単純過ぎますのでコードを付け替えて弾きます。

「この素材を、どう料理しようか?」
 「どうしたら美味しくなるかな?」
  と考えるのが、ジャズの楽しみ方なのですね。

そのためには、
 いろいろな味付け方法を知らなくてはいけない。

それで、理論や分析などの勉強が始まるわけです。

「サマータイム」研究(8)

 ~NHKジャズピアノ講座(9-8)~

  <放送終了記念 特別企画>

   ♪「サマータイム」

 ~ コード進行の「まとめ」 ~

<例 1>

♪まず始めに「原曲」を弾こう。

[A]
|Dm A7|Dm A7|Dm A7|Dm |
|Gm7 |B♭7 |A7 |A7 |

[B]
|Dm A7|Dm A7|Dm A7|Dm C7|
|F B♭ |Em7(♭5) A7|Dm |Dm |

「Dm」=「レ、ファ、シ」、
  「A7」=「ミ、ソ、♯ド」と押さえて、
       スローテンポで弾いて下さい。

2つのコードの上声が「シー、♯ドー」となります。          
           これが「原曲」の雰囲気です。

<例 2>

♪原曲の「Dm A7」を「Dm7 G7」に変えた例。

[A]
|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|
|Gm7 |B♭7 |Em7(♭5) |A7 |

[B]
|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 C7|
|F B♭ |Em7(♭5)A7|Dm7 |Dm7 |

原曲の[A]7~8小節目は、「A7」が2小節続くので、
7小節目を「Em7(♭5)」にして「Ⅱm7(♭5) Ⅴ7」

<例 3>

♪原曲のコード進行を単純化した例。
 これなら超初心者でも弾けますね。

[A]
|Dm |A7 |Dm |Dm |
|Gm7 |B♭7 |A7 |A7  |

[B]
|Dm |A7 |Dm |Dm C7|
|F B♭ |Em7(♭5) A7|Dm |Dm |

リハーモナイズする時に、まず単純化して、
       どこが大切なのか、
  全体を分析してから複雑化の作業に移る。

曲にもよるけれど、
     そういう方法も頭に入れておくと良い。

<例 4>

♪番組(9回目)の最初に
        ヒロコ先生が弾いてくれた例。
 上記<例 3>と同じで超初心者でも弾ける。

[A]
|Dm7 |G7 |Dm7 |Dm7 |
|Gm7 |B♭7 |Em7(♭5)|A7  |

[B]
|Dm7 |G7 |Dm7 |Dm7 |
|FM7 B♭7|Em7(♭5)A7|Dm7|Dm7|

<注>
 この時の画面下に出ているメロディーが正解。
  テキスト88ページと見比べて修正しよう。

何度も言ったように、まず最初は
    原曲の正しいメロディーを覚えること。
        覚えた後なら自由に変えてもよい。

♪[B]5小節目3拍目は「B♭7」に変えている。
 <キーF>に転調している時の「B♭」は
       「Ⅳ」(サブドミナント)なので
     普通なら「B♭M7」または「B♭6」。

これを充分に理解した人は「B♭7」も使える。
 メロディー音に「ラ」がある時は使えないが、
    この曲では「レ、ファ」なので使用可能。
 ブルージーな感じには、ピッタリ当てはまる。
       
どちらを使うかは、あなたの好み。
   時と場合によって
      どちらも使い分けられるようにしよう。

<例 5>

♪ヒロコ流リハーモナイズ(例7)を少し簡単にした例。

[A]
|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|
|Gm7 |B♭7 |Em7(♭5) |A7  |

[B]
|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 C7|
|FM7 B♭7|Em7(♭5)A7|Dm7G7|Dm7G7|

<例 6>

♪ミディアム・テンポで演奏する時の例。
        (スイング、ボサノバなど)
[A]
|Dm |Em7(♭5) A7|Dm A7|Dm D7|
|Gm7 |B♭7 |Em7(♭5) |A7  |

[B]
|Dm |Em7(♭5) A7|Dm A7|Dm C7|
|FM7 B♭7|Em7(♭5) A7|Dm |A7 |

<例 7>

♪ヒロコ流リハーモナイズ
 テキスト89ページ上段2小節目から
              4段目4小節目まで。

[A]
|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|
|Gm7 C7|F7 B♭7|E7  |A7  |

[B]
|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|Gm7 C7|
|F7 B♭7|E7 A7 |Dm7 G7|Dm7 G7|

<例 8>

♪上記のヒロコ流リハーモナイズを
    テル先生がリハーモナイズ
      「ヒロコッテル方式リハーモナイズ」

ヒロコ先生は忙しくて肩が「凝っている」らしいので
      「ヒロコッテル方式」と名付けた。

[A]
|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 D7|
|Gm7 C7|Fm7 B♭7|Em7(♭5)|A7  |

[B]
|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 C7|
|FM7 B♭7|Em7(♭5)A7|Dm7G7|Dm7G7|

<例 9>

♪上記<例 8>の「Dm7 G7」を
          「原曲」本来の「Dm A7」に戻した例。

[A]
|Dm A7|Dm A7|Dm A7|Dm D7|
|Gm7 C7|Fm7 B♭7|Em7(♭5)|A7  |

[B]
|Dm A7|Dm A7|Dm A7|Dm C7|
|FM7 B♭7|Em7(♭5)A7|Dm A7|Dm A7|

♪「Dm A7」の弾き方は<例 1>を参照。

            ☆

あなたに知ってほしいことは、どんな曲でも
 いろいろなコード進行を付けられるということ。

あなたは自分のレベルに合った例を、
       または気に入った例を弾けばよい。

情熱があるなら全部弾くと大変勉強になる。
「サマータイム」博士になれるかもしれない。

「サマータイム」研究(7)

 ~NHKジャズピアノ講座(9-7)~

 <放送最終回 特別記念課題>
 
ついに来ました、放送最終回!
本日、08年5月28日(水)で番組が終ります。

「早く観たい!…」(でも観たくない?)
        
       どうして?

「明日から、どうやって生きていけばいいのよ?」
    という気持ちも少しありますから…。

    しかし、やはり早く観たいですね。

さて、前回の宿題は出来ましたか?
(まだ読んでない人は先に前回を読んで下さい)

曲全体のコード進行も書き出してありますので
   前回から読んだ方がわかりやすいですよ。

♪宿題は、[B]4小節目、最初のコードを、
 ヒロコ先生は「Gm7」、テル先生は「Dm7」。

「テル先生は、なぜ「Dm7」にしたのでしょう?」

    その理由を、2つ答えなさい。

これが問題でしたね。

では、先に進みます。

(念のために、もう1度言いますが、
     前回を読んでからでないと、
        以下の説明はわかりませんよ)

          ☆

    <解答 その1>

ヒロコ先生の例、[B]4~5小節は

|Gm7 C7|F7 B♭7|

この進行は、[A]5~6小節にもありますね。

たった16小節しかない曲のコード進行で
  しかも別のメロディーに同じ進行とは…?

それに別の小節(奇数、偶数)から始まります。
   [A]5~6   [B]4~5

これでは初心者がアドリブする時に混乱します。

その前の小節もよく見て下さい。

[A]は、|Dm7 G7|を4回繰り返して、
[B]は、|Dm7 G7|を3回繰り返して、
      「Gm7」へ行く。

~|Dm7 G7|Gm7 C7|F7 B♭7|~

まるで同じ進行が
  [A][B]それぞれ別の小節から始まると
      アドリブを弾いている間に、
  「あれ、今、[A]だっけ?[B]かな?」と
      演奏者は混乱するのでは?

そこで、どちらかの「Gm7」を変えたいのですが、
      [A]の「Gm7」は元からあったコード。
       それで[B]を「Dm7」にするのです。

「なぜ、Dm7?」

  以下に続く。

    <解答 その2>

これが本命の解答。

前に話した、あの「転調」が関係してきます。
  [B]5小節目の「FM7」ですね。

ヒロコ先生は「ジャズなことわざ博士」です。
例、テキスト32ページ「ブタもおだてりゃ~」
       が有名な代表作?

今回は、博士の教養がジャマをしたのかな?
    
     「ブタの顔も三度」

「温厚なブッタ様でも、3回シッポを引っ張ると
 4回目は、かみ付く」という意味のことわざ?

[B]1~4小節は、「Dm7」が4回繰り返し。

そこで、ヒロコ博士は、
「これはマズイぞ。なんとかしなくては…?」

「そうだ!ブタの顔も三度までなのだ!」

そして、ヒラメキのヒロコ先生は…

4小節目を「Gm7」に変えれば
       「Ⅱm7→Ⅴ7→Ⅰ」で解決する。

「私って、やっぱ天才かも!」(天然の…?)

その結果が、ヒロコ先生のコード進行です。

前回のブログを参照して下さい。
  (または、テキスト89ページ
     上段2小節目から4段目4小節目まで)

このコード付けでも立派なものですよ。
  ジャズ理論的にも間違いはないし、
      すべてがキレイにつながっています。


           ☆

一方、テル先生は、あえて「Dm7」を使います。

「なぜ?」

ここからが♪「本日のメインイベント~~~」

|Dm7 G7|を3回も繰り返し、
     4回目にも「Dm7」を弾けば、
         誰でも次は「G7」を予想する。

そこで、さりげなく「C7」を持ってくる。

「4回やるぞ」と見せ掛けて、
   3~4拍目(転調の寸前)で裏切る。

聴き手が「あれれ…?」と思った瞬間に
利き手(ヒロコ先生の左手)で「F」ベース音を
   <ガア~ン~>と、一発お見舞いすると…

  こつ然と姿を現す「長調の主和音」さま~!

  「音楽家は、優れた演出家でもあるのだ」

       <今日の教訓>

  「コード付け 最後に全体 見直そう!」

「サマータイム」研究(6)

 ~NHKジャズピアノ講座(9-6)~

 またまた「コード付け」の<奥義>です。

秘伝公開は、中級者以上が対象ですが、
       初心者が挑戦しても構いません。

   ただし、頭痛薬をご用意下さい。

今回も「コード付け」の「奥深さ」を学べます。

大変に奥深い内容ですので、
   あなたの教養が高まることを保証します。
      
     では、スタートです。

         ☆

「今日からあなたもジャズピアニスト」
NHK趣味悠々 テキスト ¥1、260

テキストの89ページを見て下さい。

「サマータイム」の右側ページです。
  上から(下からも同じ)3段目、4小節目
     「Gm7 C7」の小節です。

私なら、この「Gm7」を「Dm7」にします。

「Gm7」でもいいので、消す必要はありません。

どちらでも正解ですが、
     なぜ、私は「Dm7」にしたのでしょうか?

その理由を考えて下さい。

 わかりやすいように全体を書き出しますね。

♪ヒロコ流<サマータイム>リハーモナイズ
(89ページ上段2小節目から4段目4小節目まで)

  全体は16小節=[A]8小節+[B]8小節

[A]
|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|

|Gm7 C7|F7 B♭7|E7  |A7  |

[B]
|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|Gm7 C7|

|F7 B♭7|E7 A7 |Dm7 G7|Dm7 G7|

         ~ ♯ ~ ♭ ~

♪「ヒロコ流<サマータイム>リハーモナイズ」を
  さらに、リハーモナイズした「テル式リハーモナイズ」

[A]
|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 D7|

|Gm7 C7|Fm7 B♭7|Em7(♭5)|A7  |

[B]
|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 C7|

|FM7 B♭M7|Em7(♭5) A7|

|Dm7 G7|Dm7 G7|

♪今回の問題は、[B]4小節目、最初のコードを、
   ヒロコ流の家元は「Gm7」、
            ヒロコ流の坂元は「Dm7」

        ☆

  <放送最終回 特別記念課題>

テル先生は、なぜ「Dm7」にしたのでしょう?

    その理由を、2つ答えなさい。

<アドバイス>
2人のコード進行全体を、よく見比べて考えましょう。

いよいよ最終回の日が

 ~NHKジャズピアノ講座~

 もうすぐですね。最終回の日。

「今日からあなたもジャズピアニスト」
NHK趣味悠々 テキスト ¥1、260

5月28日(水曜日)
   夜10時からの第9回目が、
       いよいよ最後の放送です。

「サマータイム」を
    しっかり予習しておきましょう。

いつものように録画もわすれないように。

この番組のおかげで2ヵ月間、
   とても充実した日々が送れました。

番組がスタートする数日前から書き始め、
 ひたすら書きまくる日々が続きましたが、
  今では、懐かしい思い出のような気が…。

ちょっと苦しい日もあったけれど
       毎日が本当に楽しかったです。

ヒロコ先生、番組制作関係者の方々、
      どうもありがとうございました。

そして、2ヵ月間このブログを読んでくれた
          あなたにも感謝します。

誰も読んでくれなかたら、
    2ヵ月間書き続けるなんて
        絶対に出来ませんでしたよ。

番組は終りますけれど、
     このブログは、まだまだ続きます。

    「どうもありがとう」

「サマータイム」研究(5)

 ~NHKジャズピアノ講座(9-5)~

「サマータイム」研究の第5回目です。

もう、この辺でやめてもいいのですが、
   やはり大切な話なので書くことにしました。
          
コード付けの「奥義」ですので、じっくり読んで下さい。

本当の秘伝(上級者用)です。

しかし、初心者でも、理論的な内容がわからなくても、
コード付けの「奥深さ」は、感じてもらえると思います。

大変勉強になりますよ。

ただし、ほとんどの読者は
    今から教えるコード進行を弾かなくていいです。

まず、基本のコード進行で練習しましょう。
         知識として知っていれば充分。
           いや、知らなくても構いません。

それでは「奥義」公開!

テル先生は「後悔!」(スゴイことを教えちゃって…)

        ☆

「今日からあなたもジャズピアニスト」
NHK趣味悠々 テキスト ¥1、260

テキストの88ページを開いて下さい。

上から2段目1~2小節目|Gm7 |B♭7|

今回は、この2小節のコード進行を研究します。

次に、89ページ上から2段目
              1~2小節を見て下さい。

「Gm7」の小節が「Gm7 C7」になっていますね。

「B♭7」の小節は、「F7 B♭7」になっています。

これが以前学んだ「リハーモナイズ」ですが、
          本日の問題は、この「F7」です。

この2小節を、4度進行にする場合は、
   結論から先に言うと、ここは「Fm7」にします。

原曲は、16小節の短い曲です。
前半8小節の5~8小節目が問題の部分です。

<原曲>
|Gm7 |B♭7 |Em7(♭5)|A7 |

<リハーモナイズ>

<例 1>
|Gm7 C7|Fm7 B♭7|Em7(♭5)|A7|

「Fm7」にすると、どうですか?
|Ⅱm7 Ⅴ7|で統一されて、きれいにつながりますね。
        見ていて、すごく美しいと思いませんか?

<例 2>
|Gm7 C7|F7 B♭7| E7 | A7 |

これは、テキストのコード進行です。

「C7」からドミナント・モーションで
      きれいにつながっています。
            これも決して悪くありません。

しかし、やはり「F7」は、やめておきましょう。

「なぜだと思います?」
      その理由を考えて下さい。

   ~ … … ~

この4小節だけを見ていてはダメです。

曲の全体を見る。
特に前回(4回目)取り上げた転調部分。

この曲は全体が16小節で、ほとんど「キーDm」。

しかし、13小節目だけが急に「キーF」に変わる。

それが、この曲の特徴。
          作曲家の意図。

ここを効果的に聴かせるためには
   それより前に同じ(又は似た)コードを使わない。

使えるところを見付けても、あえて使わない。

  せっかく気付いたのだから「使いたい」。

    でも、「我慢する」のです。

       最後の転調を印象付ける演出なのです。

         ☆

コード付けには段階があります。

<第1段階>
知らないから、何も使えない。

<第2段階>
知ったから、どこでもすぐ使う。(訓練としてはいい)

<第3段階>
知っているけれど、効果的なところでしか使わない。

これが、コード付けの「奥義」です。

「サマータイム」研究(4)

 ~NHKジャズピアノ講座(9-4)~

 ♪「トニックコード」の時は…の巻

「国府弘子の今日からあなたもジャズピアニスト」
NHK趣味悠々テキスト(CD付き)税込1,260円

テキストの88ページを開いて下さい。
<譜例9-1>「サマータイム」のページです。

下から2段目、4小節目を見て下さい。
    
    メロディーが
「ドー、ラド、レー、ファー」の小節。

コードは「FM7」と「B♭M7」ですね。
    「M7」とは書いていませんが、
          左手に入っています。

 今回の話は<ここが重要!>です。

この小節は「キーDm」の曲で
    同じ調号の長調「キーF」に
           一時的に転調しています。

つまり、この2つのコードは
「FM7」(Ⅰ)=「トニック」
「B♭M7」(Ⅳ)=「サブドミナント」
   ですので「M7」のコードになります。
      (「6」でもいい)

これが、まずあなたが最初に覚える基本です。

では、次に右側のページを見て下さい。
    89ページ下から2段目1小節目です。

ここは「F7」「B♭7」になっていますね。

ジャズではトニックでも
  「♭7」にすることがあります。
    これは決して間違いではありません。

ブルースの時なども当然そうします。

しかし、この曲の、この部分では、
   まず「M7」を充分に練習しましょう。

<左手コード>の押さえ方は、

「FM7」=「ファ、ラ、ド、ミ」

「B♭M7」=「ファ、ラ、♭シ、レ」

これ以後の同じ小節も同じように弾いて下さい。

90ページ上から3段目の1小節目。

91ページ上から2段目の1小節目。

92ページ上段の1小節目。

充分に慣れて来たら「B♭M7」だけは
         「B♭7」に変えてもいいです。

特に92ページの場合は、フレーズに合いますね。

しかし、トニック「FM7」を「♭7」にするのは
     かなり勉強が進んだ人のみにしましょう。

まずは、基本を徹底的に身に付けて下さい。

         ☆

あなたに知ってほしいことは、
   「何が基本で、何が特殊か」ということ。

基本も特殊も意味がわからず覚えることは危険。

あなたに決して「使うな」とは言っていません。

基本を充分にマスターして、
         時期が来たら試みて下さい。

それまでは、「トニック」=「M7」
         (または「6」)で充分です。

「サマータイム」研究(3)

 ~NHKジャズピアノ講座(9-3)~

  「ジャズ理論クイズに挑戦」の巻。
  (モード奏法の基本が学べるぞ!)
     
「国府弘子の今日からあなたもジャズピアニスト」
NHK趣味悠々テキスト(CD付き)税込1,260円

テキストの94ページを開いて下さい。
<譜例9-1>「サマータイム」最後のページです。

上段の1小節目を見て下さい。

「Dmのスケールのままで押しとおすのもアリ」
と書いてありますね。

コード進行が
  |Dm C|B♭ A7|で、
        4つのコードを繰り返す。

その間、1つのスケール
「レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド」を弾いていればいい
という説明です。

しかし、これは「間違い」です。

いえ、これはヒロコ先生が巧妙に仕掛けたワナ。
あなたをジャズ理論クイズに導くための仕掛け!

このまま信じたらいけません。
  あなたの理解度を試されているのです。
    実に巧妙!こんな出題方法は奇想天外。

ほとんどの人が騙されてしまう。
  いや、魔法に掛けられてしまう。

もし私が見破らなければ、
   あなたはこのまま信じて
      魔法に掛けられていたことでしょう。

では、ヒロコ流ジャズ理論クイズの幕開けです。

         ☆

「あなたは気付いたかしら?私のワナを…」

このコード進行を繰り返して、
   このスケール1つで押し通した時に、
      1つだけ合わない音を、
           ワザと入れておいたのよ。

<問題 1>
「合わない音は、どれかしら?」

<問題 2>
「何の音に変えればいいの?」

<問題 3>
「新たに変えたスケールの名前は?」

<問題 4>
「最初に書いてあったスケールの名前は?」

<問題 5>
「もし、最初のスケールで押し通すなら、
       コード進行をどうすればいい?」

<ヒント>
「このアレンジ前半で多用した2つのコード」

「その2つのコードを繰り返して
 このスケールで弾きまくればピッタリ合うのよ」

「モード奏法の基本っていうわけね」

「じゃあ、来週(5月28日)の放送、
      いよいよ最終回だから絶対見てね!」

           ☆

ヒロコ先生、あなたはスゴイお方です。
どうして、こんな課題の出し方がひらめくのでしょう?

「天然の天才…?」

私では絶対に気付かない発想です。
    勉強になりました。ありがとうございました。

「サマータイム」研究(2)

 ~NHKジャズピアノ講座(9-2)~

 「あっと驚く、どんでん返し」の巻。
     
「国府弘子の今日からあなたもジャズピアニスト」
NHK趣味悠々テキスト(CD付き)税込1,260円

テキストの90ページを開いて下さい。
    <譜例9-1>「サマータイム」の途中です。

下から2段目、最初の小節。
[4](まずはメロディーフェイク)と書いてあります。

この2小節前からリズムが
           スイング(4ビート)になります。

そして、92ページの上段4小節目まで続きます。

この間にある「Dm7」をすべて「Dm」に変えましょう。

「Dm7」を使う時もありますが、まずは、
        あなたに基本を覚えてほしいからです。

「枯葉」の時に話しましたね。

マイナーキーのトニックは、「Ⅰm」が基本。
                この曲では「Dm」です。
      
        そして、

「Dm」と書いてあっても「Dm6」と解釈する。

      ここまで学びました。

そこで、あなたは、
「じゃあ、レ、ファ、ラ、シを弾けばいいのか」と思う。

残念でした。

「Dm6」=「レ、ファ、ラ、シ」は、あくまでも基本コード。

 例えば、

「Dm7」=「レ、ファ、ラ、ド」が基本コードですが、
       ジャズ・ピアニストは、そうは弾きません。

90ページ下から2段目、最初の「Dm7」。
      「ファ、ド、ミ」になっていますね。
            「♭3、♭7、9」です。

では、「Dm6」にするには…?

「ファ、シ、ミ」(♭3、6、9)と弾きます。
    (「シ」はナチュラル)

弥勒菩薩様ですね。(ミロク=♭3、6、9)。

「A列車で行こう」の時に学んだ「C」のコードは、
    「C」=「ド、ミ、ソ」ではなく
          「ミ、ラ、レ」(3、6、9)でした。
  これは、メジャー、陰陽の陽、男性的なミロク。

「♭3、6、9」は、
      マイナー、陰陽の陰、女性的なミロク。

           ☆

91ページ上段、1小節目のベースを見て下さい。

「レ、ド、シ、ファ」(ベースライン)です。

ここのコードは「Dm7」が印刷されていますよね。

「このベースラインでいいのでしょうか?」
  「シ」の音は、どのように説明するのでしょう?

「Dm7」のコードトーンは、「レ、ファ、ラ、ド」。
「シ」はありませんから、独立して使えません。
経過的にしか使えなくて、跳躍は出来ません。

91ページ下段3小節目のベースライン。
「レ、ド、♭シ、ラ」→「ソ」へ~。

このように経過的に使うならいいのです。

キーDmの調号は「♭」が1つ付いていますから、
この例の「シ」は当然「♭シ」です。

ところが、問題のベースラインは、
       わざわざ「ナチュラル」を付けている。
          
「なぜ、付けたのでしょ?」

「わかりますか?」

このままでは、この音「シ」は、ミストーンです。
  このベースラインは、「完全な間違い」です。
   「Dm7」のベースラインではありません。

「さて、あなたは、もう気付いているでしょうか?」

実は、このベースラインの方が正しいことを…?

「どういうことか?」

コードを「Dm7」ではなく「Dm6」で考えて下さい。
「レ、ファ、ラ、シ」で「シ」はコードトーンです。

コードトーンなら分散和音的に跳躍して使える。
「シ→ファ」(6→♭3)と跳んでもいい。

つまり、このベースラインは
          「Dm6」のラインだったのです。

           ☆

さらに、詳しく説明すれば、このベースラインの
    2小節にコード進行を付けると、

|Dm Bm7(♭5)|Em7(♭5) A7 |
|レ、ド、 シ、ファ | ミ、♭シ、 ラ、♯ド|

これは、マイナーキーの典型的なコードパターンで、
              応用範囲が広いです。

「Dm6」(レ、ファ、ラ、シ)の第3転回型は
    「Bm7(♭5)」(シ、レ、ファ、ラ)になり、
       まったく同じ構成音です。

ピアニストが「Dm6」を弾いているつもりでも、
    ベーシストが「シ、ファ」と弾いた時点で
     「Bm7(♭5)」になってしまうのですね。

このアレンジをした人は「Dm7」と書いておきながら
   本能的には「Dm6」を感じ取っているからこそ
         このベースラインを書いてしまった。

きっと、自分の頭の中では、わかっているのですよね?

とにかくマイナーのトニックは「Ⅰm」が基本ということ、
    この実例からも、はっきりと証明されたでしょう!

「サマータイム」研究(1)

 ~NHKジャズピアノ講座(9-1)~

 「サマータイム」を研究します。

放送<9回目>は、5月28日(水曜日)ですが、
   今のうちからじっくり研究しておいて、
      最終回を充実した気持ちで過ごしましょう。

「枯葉」に関する話は終っていませんが、
           まだ続きますので安心して下さい。

今回は、「サマータイム」の
     <ミスプリ>と<注意点>を書いておきます。

「国府弘子の今日からあなたもジャズピアニスト」
NHK趣味悠々テキスト(CD付き)税込1,260円

テキストの88ページを開いて下さい。
     <譜例9-1>「サマータイム」です。

まず、完全な<ミスプリ>から。

91ページ上段2小節目「E♭m7(♭5)」を
              「Em7(♭5)」に直して下さい。

「E♭」の「♭」を消して「E」にすればいいのです。
                 (♭5)は、そのままですよ。

次は、このままでもいいけれど、やはり変?

88ページ下段2小節目「Dm」から
 次(89)ページ上段の5小節目までの「Dm」を
         すべて「Dm7」にする。(「7」を加える)。

左手コードに「ド」が入っていますよね。
  それに、この(89)ページ上から3段目からは、
            すべて「Dm7」になっているでしょう。

ですから「Dm」だけでもいいのですが、
     同じ押さえ方なのに、ある時は「Dm」
            別の小節は「Dm7」では…?

そうすると、88ページ最初の小節「Dm」も「ド」がある。
        2段目5小節目も同じですね。

ただし、この曲(アレンジ)のキーは何か?
                 わかっていますか?

   キーは「Dm」です。

マイナーキーの「トニック」(Ⅰm)は?

    「枯葉」の時に学びましたよね。

「Ⅰm」と書いてあっても「Ⅰm6」を弾く。
     この曲なら「Dm=Dm6」です。

それから「原曲」のコード進行を知っていますか?

最初の小節は|Dm A7|の繰り返しが原曲です。

つまり、このアレンジ譜は|Dm A7|の原曲を
         |Dm7 G7|に変えてあるのです。

これは決して「間違い」ではありませんよ。
 
マイナーキーでトニック(Ⅰm)が続く時、
       ジャズではよく使う技法で、私も使います。

この場合、次に「G7」が来ますので「Dm7」にします。
「Dm6」では同じコード(響き)になってしまいますから。

さて、ここで私が言いたいことは、
     原曲は「どうなっていて」、アレンジ譜では、
        「どこを変えているのか」理解して弾くこと。

例えば、88ページ下から2段目最後の小節のメロディー
「♭ラ」は、原曲では「ラ」(♭なし)です。

そこで、ブルーノートを応用して
    ジャズっぽくなるように「♭5」にしたのです。

そのようなことを、わかって弾けばいいのです。

そうすれば、今日は歌の伴奏だから
    原曲のメロディーを忠実に弾こうなどと、
        その時によって使い分けられますよね。

そういう意味で、このアレンジ譜を見ていくと、
      まだまだいろいろな点で勉強になりますよ。

あなたも原曲の楽譜と比べて勉強して下さい。

「どこを変えているのだろう?」
「何か不都合、問題はないか?」

「サマータイム」に関する私の話は、
         まだまだ何回も続きます。

さ迷う「枯葉」解説(2)

 ~NHKジャズピアノ講座(7-5)~

 ヒロコ先生があなただけに贈る
             「無言の愛の教え」編

番組(第7回目)では、
   この秘伝について一言も話していません。

話は初心者対象の説明をしながら、
  私達(中級者)には同時放送で、
    「無言の愛の教え」を提供してくれています。

         ☆

このブログは「枯葉」に関する5回目の話です。
   順番に4日前(1~4回目)から読んで下さい。
          「枯葉」を弾こう!(1)からです。

「国府弘子の今日からあなたもジャズピアニスト」
NHK趣味悠々テキスト(CD付き)税込1,260円

テキストは64ページを開いて下さい。
     <譜例7-1>「枯葉」です。

今回は、効果的に聴こえて、
         技術的には簡単な技法。
              初心者でも弾けます。

第7回目の放送(5月14日)の録画を見て下さい。

番組が始まって、すぐに「枯葉」のおさらい。

ヒロコ先生が「枯葉」の前半を弾いてくれます。

その時、7~8小節目「Gm」(2小節)に注目!

左手で基本コード「Gm」(ソ、♭シ、レ)を弾いて
「ソ」の音だけが2分音符で…。

「ね、スゴクいいでしょう!」

真上から映してくれているので
            誰が見てもわかりますよね。

これをコードネームで表すと

|Gm Gm(M7) | Gm7 Gm6|

コードネームだけ見ると、
    何だか難しそうですが、
        実際は簡単ですよね。

あなたも、早速取り入れて下さい。

「Gm」が2小節続く時に使えます。

特に「枯葉」の最後から5~6小節目(27~28)
に使うと、その後の「E♭7」(以前直したコード)
   に進行して、とてもいい感じになりますよね。
      ベースの流れがキレイにつながります。

         ☆

さりげなく「無言の愛の教え」を弾いていただいて、

「ヒロコ先生、どうもありがとうございました!」
プロフィール

テル先生

Author:テル先生
 教則本「レッツ・プレイ・ジャズ・ピアノ・VOL.1~4」(音楽之友社)など多数(現在絶版)。
 CD「ブルー・アランフェス」テリー・ハーマン・トリオ(日本コロムビア)など多数(現在廃盤)。
 両方ともネット上で高値で取引されている。(うそ!きっと安いよ。悲しいなあ)。
 現在は東京、京都にて、ピアノの先生方やプロ・ピアニスト達に即興演奏、ジャズ理論、ジャズピアノを教えている。

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